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ビットコインガチホ(長期保有)のメリット・デメリットについて解説

暗号資産の入門書

ビットコインガチホ(長期保有)のメリット・デメリットについて解説

公開日:2026年9月24日

最終更新日:2026年9月24日

ビットコインのガチホとは、価格が上下しても売らずに長期保有し続ける投資スタイルのことです。

トレードの専門知識がなくても実践しやすく、初心者と相性が良い方法ですが、暴落時の含み損や税金など、先に知っておくべきデメリットもあります。

ガチホのメリットだけを見てはじめると、最初の暴落で慌ててビットコインを売ってしまい、長期保有の成果を受け取る前に、損失を確定させてしまうおそれがあります。

本記事では、ビットコインのガチホの意味やメリット・デメリットなどを中心に解説しています。

記事を読み終えるころには、自分にもガチホができるのか、本当に増えるのかを自分で判断でき、無理のない金額で少額からはじめられるようになります。

以下の記事では、暗号資産の基本情報やビットコインをはじめとした銘柄の種類を紹介しています。

目次

ビットコインのガチホ(長期保有)とは?塩漬けとの違いについても解説

ビットコインのガチホ(長期保有)とは?塩漬けとの違いについても解説

ビットコインのガチホとは、ビットコインを「ガチ(本気)でホールドする」の略で、価格が上下しても売らずに長期保有を続ける投資スタイルのことです。

ガチホは、含み損を抱えて仕方なく放置する「塩漬け」とは、保有の目的が異なります。

ここでは、ビットコインのガチホの基本情報について、以下3点を解説します。

ビットコインのガチホと短期売買の違いを示した図

言葉の意味や期間の目安を知っておくと、自分の保有が「戦略としてのガチホ」なのか「ただの放置」なのかを、区別できるようになります。

ビットコインのガチホとは?

ビットコインのガチホとは、価格の上下にかかわらず売却せず、ビットコインを長期保有し続けることです。

「ガチ(本気)でホールド(保有)する」を略した言葉で、株式やFXでも使われますが、とくに暗号資産の世界で広まりました。

ガチホという言葉の由来には、有名なエピソードがあります。

2013年12月、ビットコインが急落したとき、海外の掲示板に「I AM HODLING」という投稿がありました。

本来は「HOLDING(保有している)」と書くつもりが、つづりを間違えて「HODLING」となったのです。

「自分はトレードが下手だから、下がっても売らずに持ち続ける」という内容が多くの共感を呼び、以来「HODL(ホドル)」は世界中の長期保有派の合言葉になりました。

現在では、HODLは「Hold On for Dear Life(何があっても必死に持ち続ける)」の頭文字とも解釈され、誤字から生まれた言葉が投資姿勢を表す言葉として定着しています。

この「売らずに持ち続ける」というHODLの考え方を、日本語で表したのがガチホです。

つまりガチホは、値動きを予想して売買で稼ぐのではなく、ビットコインの長期的な成長に期待して持ち続けるという投資スタイルを表しています。

この意味を知っておけば、SNSやニュースで「ガチホ勢」「HODL」という言葉を見かけたときに、単なる放置ではなく本気の長期保有という意図まで正しく読み取れるようになります。

ガチホと塩漬けの違い

ガチホと塩漬けの主な違いは、「自分の意思で保有しているかどうか」です。

塩漬けとは、もとは株式投資の言葉で、買った価格より値下がりして含み損を抱え、売るに売れないまま放置している状態を指します。

一方のガチホは、将来の値上がりを期待して、最初から長期保有を選んで続けている状態です。

ガチホと塩漬けの違いは、以下の表にまとめています。

比較項目ガチホ塩漬け
保有の理由将来の成長に期待して自分で選んで保有含み損で売るに売れずに仕方なく保有
買う前の計画長期保有を前提に買う短期の値上がり狙いが外れた結果
心理状態値下がりも想定内早く戻ってほしいという不安を抱えがち
出口目標や期限を自分で決められる買値に戻るまで動けない

このように、ガチホと塩漬けは、保有の理由から出口まで中身がすべて違います。

それでも、外から見えるのはどちらも「売らずに持っている」という同じ姿だけです。

しかし、計画どおりの保有か、計画が崩れた結果の保有かが、両者の分かれ目です。

この「出口を自分で決められるかどうか」に、ガチホと塩漬けの違いが最もはっきり現れます。

この違いを知っておけば、「買う前から長期保有のつもりだったか」「いま持ち続けている理由を自分の言葉で言えるか」という点で、自分の保有が「戦略としてのガチホ」なのか「なんとなくの塩漬け」なのかを判定できます。

あわせて、塩漬けに陥らないための計画、つまり買う前に出口を決めておくことの大切さも理解できます。 

どのくらいの期間保有しているとガチホになるのか

ガチホに「何年からガチホ」という明確な定義はありません。

そのうえで、一般的には1年以上の保有を長期と呼ぶことが多く、数日から数週間で売買を繰り返すスタイルは短期トレードに分類されます。

なお、ビットコインの場合は、もう1つの目安があります。

ビットコインには、新しく発行される量が約4年ごとに半分になる「半減期」という仕組みがあり、この半減期を区切りに、約4年のサイクルで考える人が多いのです。

過去のビットコイン価格は、半減期の前後で大きな上昇と下落を繰り返してきたため、1サイクル以上持ち続けてはじめて長期保有らしい結果につながりやすい、と考えられてきました。

もちろん、これは過去の傾向であり、将来も同じサイクルが続く保証はありません。

ビットコインの半減期を区切りとした約4年サイクルの推移を示した図

以上が、ガチホの意味・塩漬けとの違い・期間の目安という基本の3つです。

言葉の意味と時間の感覚をつかんだことで、あなたは「ガチホ=数年単位で付き合う投資」という前提を持って、ガチホのメリットとデメリットを自分ごととして判断できるようになっています。

なお、以下の記事ではビットコインのマイニングについて解説しています。

ビットコインをガチホ(長期保有)するメリットを紹介

ビットコインをガチホ(長期保有)するメリットを紹介

ガチホは、専門知識がなくてもはじめやすく、コスト・税金・メンタルの負担が短期トレードよりも軽い、といったメリットがあります。

それに加えて、レンディングと組み合わせれば、ただ持っているだけでなく、保有しながらビットコインを増やすことが可能です。

ここでは、ビットコインのガチホについて、以下5つのメリットを紹介します。

専門知識やチャート分析が不要|初心者でもほったらかしで実践できる

ガチホの1つ目のメリットは、専門知識や分析がなくても実践できることです。

短期トレードで利益を出すには、日々のチャートの分析・売買タイミングの見極め・ビットコイン関連のニュース確認が欠かせません。

しかも、暗号資産の価格は日中も動き続けるため、これらの作業には相場に張り付く時間が必要になります。

そのため、仕事や家事のかたわらで短期トレードを続けるのは、ハードルが高いのが実情です。

一方、ガチホでやることは、ビットコインを買ったら、あとは売らずに保有し続けるだけです。

ビットコインを買うタイミングも、毎月決まった日に決まった額を自動で買う積立を使えば自動化できます。

ただし、ガチホでも、失っても生活に困らない金額でビットコインを買うという基本的な判断は、欠かせません。

また、完全な放置ではなく、保管状態の確認など最低限の管理は続ける必要があります。

このように、投資の勉強に時間を割けない人でも、スタートラインに立てるのがガチホのメリットです。

このほったらかしに近い手軽さを知っておけば、「知識がないから暗号資産は無理」とあきらめていた人も、自分にもできる方法として検討できるようになります。

短期トレードと比べて取引手数料などのコストを大幅に抑えられる

ガチホの2つ目のメリットは、取引にかかるコストを抑えられることです。

暗号資産の売買では、取引のたびに手数料やスプレッド(買値と売値の差)というコストがかかります。

暗号資産取引所の購入画面には、利用者同士で売買する「取引所」と運営業者から直接買う「販売所」という2つの方式があり、とくに初心者が使いやすい販売所方式では、スプレッドが購入金額の約3~5%に達することもあります。

売買を繰り返すほど、スプレッドは積み重なっていきます。

たとえば、10万円分の購入では、販売所のスプレッドだけで約3,000円~5,000円の負担になります。

スプレッドは、売買のたびに発生するため、取引の回数が多いほどコストの総額は膨らんでいきます。

一方、ガチホでコストがかかるのは、基本的にはビットコインを最初に買うときだけです。

売買の回数が増えないため、スプレッドや手数料の負担も、最初の1回分からほとんど増えません。

しかも、ビットコインは株式の投資信託とは違い、保有しているだけでかかる手数料(信託報酬のようなもの)が基本ありません。

つまりガチホは、買うときのコストを最小限にでき、保有している間のコストはほぼゼロ、という二重の節約になっています。

この「スプレッドや手数料は売買の回数だけ増えていく」という仕組みを知っておけば、ビットコインを買って持ち続けるだけで、特別な技術がなくてもコストを最小限に抑えられる、というガチホの強みを自分の投資に活かせるようになります。

なお、以下の記事では上場投資信託である、ビットコインETFについて解説しています。

売却しない限り税金がかからない|課税タイミングを自分でコントロールできる

ガチホの3つ目のメリットは、売却しない限り税金がかからないことです。

ビットコインの利益に課税されるのは、原則として売却して利益が確定した時点です。

保有中に価格が上がって含み益(売れば利益になる状態)が大きくなっても、保有し続けている間は課税されません。

ビットコインの利益に税金がかかるタイミングを示した図

この図のとおり、課税されるかどうかは売却するかどうかで決まり、その売却の時期は自分で選べます。

つまりガチホなら、「いつ税金を払うか」まで自分の都合で決められます。

売る日を決めることが、そのまま税金を払う時期を決めることになるからです。

 利益の出た年に売却が集中しないよう調整したり、税制が変わるのを待ったりと、課税のタイミングを計画に組み込めるのは長期保有ならではの強みです。

なお、注意点として、課税の対象は日本円への売却時だけでなく、ビットコインから他の暗号資産への交換や買い物での支払いに使った時点も含まれます。

また、ビットコインを貸し出して利息を受け取るレンディングという方法もありますが、利息を受け取った時点で課税対象になります。

この「課税されるのは利益を確定したときだけ」という仕組みを知っておけば、「持っているだけで毎年税金がかかるのでは」という誤解がなくなり、売却の計画と税金をセットで考えられるようになります。

以下の記事では、暗号資産レンディングにおける税金や確定申告について解説しています。

値動きに一喜一憂しなくて済む|メンタルの負担が少ない投資戦略

ガチホの4つ目のメリットは、心の負担が軽いことです。

ビットコインは、1日で数%、ときには10%前後も価格が変動することがあります。

とくに短期トレードでは、ビットコインの値動きを常に追いかける必要があり、仕事中も価格が気になる、価格が急落すると不安で眠れないといった状態になりやすいです。

そして、価格に振り回されると、下がった恐怖で底値で売り、上がった興奮で高値で買う、という一番損をしやすい行動につながります。 

値動きに振り回される売買とガチホの違いを示した図

この悪循環を断ち切れるのが、ガチホです。

ガチホの場合は、ビットコインを数年単位で持つため、日々の値動きを追いかける必要がそもそもありません。

ビットコインの価格が急落した場合でも、想定内のできごととして受け止めやすく、慌てて売却するなどの失敗を防ぎやすくなります。

この「数年単位で持つと最初に決めてしまえば、あとは感情に頼らなくていい」というガチホの性質を知っておけば、下落のたびに売りたい気持ちを我慢するのではなく、そもそも売るかどうかを毎回考えずに済みます。

レンディングと組み合わせれば保有中も複利効果を狙える

ガチホの5つ目のメリットは、レンディングと組み合わせると持っているだけの期間を「ビットコインを増やす期間」に変えられることです。

レンディングとは、保有しているビットコインを事業者に貸し出し、その対価として利息を受け取る仕組みです。

ガチホは、ビットコインを数年単位で売らない前提なので、この「長期保有している期間」は、そのまま「貸し出せる期間」でもあるため、ガチホとレンディングは相性の良い組み合わせです。

受け取った利息を元本に含めてそのまま貸出を続ければ、枚数が枚数を生む複利的効果も期待できます。

ビットコインレンディングの複利の仕組みを解説した図解

なお、増えるのはビットコインの枚数であり、円換算した価値は価格変動の影響を受けます。

また、貸出中は原則として途中で売却できないこと、貸出先の事業者が破綻した場合に資産が戻らないおそれ(貸倒れリスク)があることも、あわせて理解しておいてください。

以下の記事では、暗号資産レンディングの利率や安全性について解説しています。

以上が、ガチホの5つのメリットです。

ガチホの5つのメリットを理解できたことで、あなたは「なんとなく良さそうだから」ではなく、「ガチホのメリットに納得したから」という根拠を持って、ガチホを投資の選択肢に入れるかどうかを自分で決められます。

ビットコインをガチホ(長期保有)するデメリットを紹介

ビットコインをガチホ(長期保有)するデメリットを紹介

ビットコインのガチホには、暴落時の含み損・利益確定チャンスの見送り・保管リスク・税金という4つのデメリットがあります。

ガチホには多くのメリットがありますが、良い面だけで判断すると、ビットコインの価格の暴落や税金の場面で「聞いていた話と違う」と想定が崩れ、後悔につながってしまいます。

ビットコインを数年単位の長期で保有するガチホだからこそ、デメリットを必ず把握することが重要です。

ここでは、ビットコインのガチホについて以下4つの項目を解説します。

暴落時の含み損を長期間抱える可能性がある

ガチホの1つ目のデメリットは、ビットコインの価格が下落したときの含み損を、長期間抱える可能性があることです。

ビットコインは過去に、高値から70%以上価格が下落する暴落を3回経験しています。

暴落前の高値で買っていた場合、資産の評価額が3分の1以下になった状態で、回復を待ち続けることになります。

過去の3回は、いずれも2年半から3年ほどで、ビットコイン下落前の高値を更新してきましたが、あくまで過去の実績であり次も同じように価格が回復する保証はありません。

ビットコインの70%超の暴落と回復の推移を示した図

直近でもビットコインは、2025年10月の約1,900万円から2026年2月には一時約940万円まで、約50%下落する局面がありました。

だからこそ、ガチホは「失っても生活に困らない余剰資金で行う」が大前提になります。

この歴史を知っておけば、ビットコインの暴落は数年に一度起こり得る想定内のできごととして備えられ、投資額を決めるときの物差しも持てるようになります。

以下の記事では、ビットコインの過去10年間のチャートをまとめています。

短期の値上がりで利益確定するチャンスを逃しやすい

ガチホの2つ目のデメリットは、短期の値上がりで利益を確定するチャンスを逃しやすいことです。

ガチホは、売らずに長期間保有する戦略なので、ビットコインの価格が急騰して大きな含み益が出ても、基本的には売却しません。

そのため、ビットコインを高値で売って安値で買い直せば得られたはずの利益は、取り逃すことになるので注意が必要です。

実際、ビットコインは急騰後に大きく下落することを繰り返してきたため、あのとき売っていれば、と感じる場面は必ず出てきます。

ただし、高値や底値を狙う売買は、プロでも当て続けるのが難しく、タイミングを外せばガチホより結果が悪くなることも珍しくありません。

ガチホは、最大の利益を狙う代わりに、判断ミスで失敗する機会も減らす戦略だと言えます。

この「最大の利益は狙わない代わりに、大きな失敗もしにくい」というガチホの性質を知っておけば、急騰時に「売らない自分は損をしているのでは」と焦らずに済みます。 

なお、以下の記事では、ビットコインをはじめとした暗号資産になぜ価値があるのかを解説しています。

取引所の倒産やハッキングのリスク|長期だからこそ保管方法(セキュリティ)が重要

ガチホの3つ目のデメリットは、ビットコイン保有中のリスクです。

ガチホは保有期間が数年に及ぶため、その間に取引所の倒産やハッキングに遭う可能性が、短期売買よりも高くなります。

実際に、2014年には当時世界最大の取引所だったMt.Goxが、2022年には海外の大手取引所FTXが破綻し、預けていた利用者の資産が長期間引き出せなくなる事態が起こりました。

返還の手続きが始まった後も、資産が戻るまでに年単位の時間がかかっています。

こうした事態を避けるためには、以下2つの対策が重要です。

  • 金融庁登録済みの国内取引所を使うこと
  • まとまった金額になったら保管方法を検討すること

1つ目は、金融庁登録済みの国内取引所を使うことです。

国内の登録業者には、会社の資産と顧客の資産を分けて管理する分別管理と、顧客資産の95%以上をコールドウォレット(インターネットから切り離した保管)で管理することが義務づけられています。

2つ目は、まとまった金額になったら保管方法を検討することです。

自分で管理するウォレットに移す方法もありますが、その場合は復元フレーズ(シードフレーズとも呼ばれます)の管理をすべて自己責任で行う必要があり、紛失すると資産を取り出せなくなります。

ビットコインの取引所保管と自己管理ウォレットの違いと注意点を示した図

「どこでビットコインを買うか」だけでなく「どこにビットコインを置いておくか」まで考えるのが、ガチホのセキュリティ対策です。

この視点を持っておけば、取引所を金融庁登録の有無で選び、資産の増え方に応じて保管方法を見直す、というビットコインのガチホに必要な安全管理を実践できるようになります。

売却時の利益は雑所得扱い|税率最大約55%と確定申告の手間に注意

ガチホの4つ目のデメリットは、ビットコインを売却したときの税金です。

暗号資産は、保有中は課税されませんが、売却して利益が出ると、その利益は原則として雑所得になります。

雑所得は、給与などと合算して税率が決まる総合課税の対象に該当するため、所得が大きいほど税率が上がり、最大で約55%(所得税と住民税の合計)に達します。

長期保有でビットコインの利益が大きく育つほど、売却時の税率も上がりやすい、という関係は知っておく必要があります。

また、課税の対象は売却時だけでなく、他の暗号資産への交換や決済利用、レンディングにおける利息の受け取りも課税対象になります。

こうして利益が発生した場合、会社員の人でも、給与以外の所得が年間20万円を超えると原則として確定申告が必要です。

20万円以下で確定申告が不要な場合でも、住民税の申告は別途必要になる点には注意してください。

なお、税制には変更の動きもあります。

暗号資産の利益への課税を申告分離課税20.315%へ引き下げる改正所得税法が2026年3月に成立しており、2028年からの適用開始が見込まれています(2026年9月時点)。

税制は変わる可能性があるため、売却前に国税庁の公式サイトで最新情報を確認するか、税理士に相談してください。

以上が、ビットコインのガチホの4つのデメリットです。

メリットとデメリットを同じくらい詳しく知ったことで、あなたは「ガチホは自分に向いているのか」を冷静に判断できるようになります。

ビットコインのガチホが向いている人・向いていない人の特徴|少額から慣れるはじめ方も解説

ビットコインのガチホが向いている人と向いていない人の特徴を比較した図

結論からお伝えすると、コツコツ型で時間をかけられる人にはガチホが向いており、短期の利益を求める人には向いていません。

ただし、向いていないかもと感じた人も、あきらめる必要はありません。

少額の積立からはじめて、ガチホに少しずつ慣れていく方法があるからです。

ここでは、ビットコインのガチホについて以下の3つを解説します。

ガチホが向いている人|チャートを見る時間がない・コツコツ積立が好き

ガチホに向いているのは、投資に時間をかけられない人と、コツコツ続けるのが得意な人です。

具体的には、以下のような人が当てはまります。

  • 仕事や家事で忙しく、チャートを見る時間がない
  • 貯金や積立など、毎月コツコツ続ける習慣が好き
  • 失っても生活に困らない余剰資金で投資できる
  • 数年単位の長い目で資産形成を考えている

ガチホは、ビットコインを買って長期間保有するだけなので、手間をかけず続けられるのが強みです。

つまり、時間のなさはガチホではハンデになりません。

むしろ相場を見る回数が少ないぶん、急な値動きにその場の感情で反応してしまう機会も減り、恐怖で底値で売る・興奮で高値で買うといった失敗を、そもそもやらずに済みます。

自分がガチホに向いていると分かれば、「投資に時間を割けない自分でも大丈夫」という確信を持って、ビットコインの長期保有を具体的に検討できるようになります。

ガチホが向いていない人|短期で利益を出したい・余剰資金に乏しい

ガチホが向いていないのは、短期で利益を出したい人と、余剰資金に乏しい人です。

具体的には、以下のような人が当てはまります。

  • 数か月以内にまとまった利益がほしい
  • 生活費や近々使う予定のある資金まで投資に回そうとしている
  • 含み損の状態が続くと、不安で仕事や生活に支障が出そう

ガチホは、ビットコインを長期保有する投資戦略のため、成果が出るのは早くても数年後です。

短期の利益を求める人には合わず、待つこと自体がストレスになります。

そして一番危険なのは、余剰資金でない資金でのガチホです。

急な出費で売らざるを得なくなれば、暴落中でも売却することになり、長期保有の前提そのものが崩れてしまいます。

自分がガチホに向いていないと分かれば、無理にビットコインの長期保有をはじめて失敗する前に立ち止まれます。

余剰資金が足りないなら投資額を減らす、もしくはまず生活資金と切り分けるところから、短期の利益が目的ならガチホ以外の選択肢を検討する、というように、自分の状況に合った次の一手を選べるようになります。

向いていなくても大丈夫|少額×積立からはじめてガチホに慣れる方法

向いていない特徴に当てはまった人も、ガチホをあきらめる必要はありません。

「少額×積立」ではじめれば、ビットコインの価格が下落しても慌てて売らずに持ち続ける力を、リスクを小さく抑えながら育てられます。

ただし、少額からはじめる場合でも、失っても生活に困らない余剰資金の範囲で行うことが前提です。

ビットコインのガチホをはじめるまえに、生活費と投資に回す資金を必ず切り分けましょう。

国内の取引所では、500円程度の少額からビットコインを購入できるところもあります。

たとえば月1,000円の積立を1年続けた場合、投資額は1万2,000円です。

仮に価格が半分になっても損失は約6,000円に収まり、値動きに慣れる練習としては十分です。

実際に、少額でも保有してみると、下落時の自分の感情の動きが分かり、いくらまでなら平常心で持ち続けられるかという自分の限界が見えてきます。

そのうえで、慣れてきたら金額を少しずつ増やしていけば、無理のないペースでガチホ投資家に近づけます。

ここまで、向いている人・向いていない人・向いていない人のはじめ方を紹介しました。

自分がガチホに向いているかが分かったことで、あなたは「やるかやらないか」の二択ではなく、「自分に合う金額とペースではじめる」という選択肢を手にしています。

ビットコインのガチホ(長期保有)のやり方を解説

ビットコインのガチホ(長期保有)のやり方を解説

ガチホが、自分に合うというイメージがついたところで、実際のやり方を確認しましょう。

ガチホのやり方は、「口座開設→売却の目安を決める→余剰資金で少額購入→積立設定」の4ステップです。

この手順どおりに進めれば、ガチホがはじめての人でも迷わず実践できます。

ここでは、以下の4ステップを詳細に解説しています。

ステップ①国内の暗号資産取引所で口座開設する

最初のステップは、国内の暗号資産取引所で口座を開設することです。

国内の暗号資産取引所を選ぶ際は、必ず金融庁に登録済みの業者を選びましょう。

金融庁登録業者かどうかは、金融庁の公式サイトにある暗号資産交換業者登録一覧で確認できます。

そのうえで、積立サービスがあるかも確認しておくと安心です。

ステップ④で使う積立設定は、対応している取引所でしか利用できないためです。

口座開設の流れは、次のとおりです。

  • 1:取引所の公式サイトまたはアプリで、メールアドレスを登録する
  • 2:氏名・住所などの基本情報を入力する
  • 3:本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)をスマホで撮影して提出する
  • 4:審査完了の通知が届いたら、取引を開始できる

最短で申し込んだ当日から取引できる取引所もあり、手続きはスマホだけで完結します。

口座開設は無料なので、まず口座を用意しておけば、買いたいと思ったときにすぐ動ける状態を作れます。

ステップ②売却の目安を先に決めておく

2つ目のステップは、売却の目安を先に決めておくことです。

ガチホと塩漬けの分岐は、「買う前の計画」があるかどうかでした。

だからこそ、実際にビットコインを買う前の段階で、売却の目安を決めておきます。

ガチホは「売らない」戦略ですが、永遠に売らないわけではなく、いつかは売却する日が来ます。

その基準を決めないまま持ちはじめると、高値で欲が出て売れず、暴落で怖くなって売る、という感情まかせの結末になりがちです。

目安の決め方には、以下のようなものがあります。

  • 金額で決める:評価額が投資額の◯倍になったら一部を売る
  • 時期で決める:子どもの進学や退職など、資金が必要になる時期に合わせて売る
  • 売り方で決める:目標に達したら半分だけ売り、残りは持ち続ける

ここで大切なのは、冷静なうちに決めて、決めたルールを暴落や急騰のときに思い出せるようにしておくことです。

ビットコインを買う前に、売却の目安を決めておけば、購入後に暴落や急騰のたびに迷わず、自分で決めたルールに立ち返って行動できるようになります。

ステップ③生活に影響しない余剰資金で少額から購入する

3つ目のステップは、余剰資金で少額から購入することです。

ガチホは、生活費と切り分けた、失っても生活に困らない範囲の資金ではじめることが重要です。

途中で引き出す可能性のある資金を充てると、急な出費で暴落中でも売らざるを得なくなり、ステップ②で決めた売却の目安が機能しなくなるためです。

金額は、最初は驚くほど少なくて構いません。

国内の取引所では500円程度から購入できるところもあり、ビットコインは1枚(1BTC)を丸ごと買う必要のない、小数点以下の単位で買える資産です。

2026年9月時点でビットコインは約1,200万円ですが、これは1BTCの価格であって、投資の最低額ではありません。

なお、購入するときは、画面の方式にも注意してください。

購入画面には、利用者同士で売買する「取引所」と、運営業者から直接買う「販売所」の2つの方式があり、初心者が使いやすい販売所では、スプレッド(買値と売値の差)が購入金額の約3〜5%に達することもあります。

少額で最初の1回を経験しておけば、購入の操作と値動きの感覚がつかめ、金額を増やす次の段階に自信を持って進めるようになります。

ステップ④積立設定をして買うタイミングの悩みをなくす

4つ目のステップは、積立設定です。

積立とは、毎月決まった日に決まった金額を自動で買い続ける方法で、多くの国内取引所がアプリから設定できます。

一定額ずつビットコインを買い続けると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買うことになり、購入価格は自動的に平均化されていきます。 

これはドルコスト平均法と呼ばれる、昔からある投資の手法です。

ガチホの一番の悩みどころは「いつ買うか」ですが、積立設定にしてしまえば、タイミングの判断そのものが不要になります。

高値づかみを一発でやってしまう失敗も、毎月分散して買うことで和らげられます。

積立を設定しておけば、相場を見なくても資産形成が自動で進む仕組みが完成し、ほったらかしというガチホのメリットを最大限に活かせるようになります。

以上が、口座開設・売却の目安・少額購入・積立設定という4つのステップです。

この手順どおりに進めれば、売る基準も、買う金額も、買うタイミングも先に決まった状態でスタートできるため、あなたは今日からでも、感情に振り回されないガチホを少額からはじめられるようになっています。 

ビットコインのガチホ(長期保有)に関するよくある質問

ビットコインのガチホ(長期保有)に関するよくある質問

ここでは、ビットコインのガチホに関するよくある質問をまとめています。

長期保有し続けたらどうなるか、ビットコインの日本人保有率などをまとめているので、参考にしてみてください。

Q.ビットコインが暴落したら損切りすべき?ガチホを続けるべき?

A.損切り(含み損の状態で売って、損失を確定させること)とガチホのどちらが正解かは、投資している資金の性質によって変わります。
失っても生活に困らない余剰資金であれば、慌てて売る必要性は下がります。
ビットコインは過去に70%以上の暴落を3回経験しましたが、いずれも2年半から3年ほどで下落前の高値を更新してきました(将来も同じである保証はありません)。
一方、生活費に影響する資金で投資している場合は、ビットコインの暴落への耐性がそもそもない状態なので、投資額自体の見直しが先です。
ビットコイン暴落時に「全部売るか、全部持ち続けるか」の二択で慌てないよう、事前に決めた売却の目安と投資額の範囲に立ち返って判断してください。

Q.ビットコインをずっと持ち続けたらどうなる?

A.ビットコインが将来どうなるかは誰にもわかりませんが、過去の実績では、10年単位で持ち続けた場合に大きな利益が出ています。
たとえば、10年前の2016年8月に約6万円だったビットコインは、2026年9月時点で約1,200万円と、約200倍になりました。
一方で、途中には70%以上の暴落が複数回あり、高値で買って数年間含み損を抱えた時期もあります。
過去の上昇が、そのまま将来も続く保証はありません。

Q.ビットコインの日本人保有率は?

A.ビットコインの正確な日本人保有率は不明ですが、国内の暗号資産口座数は延べ1,400万口座を超えています(2026年2月時点・日本暗号資産等取引業協会の統計)。
これは日本の人口の約1割に相当する規模です。
ただし、1人で複数の取引所に口座を持つ人も多いため、「9人に1人が保有している」という意味ではありません。
口座数は年々増加傾向にあり、暗号資産が特別な人だけのものではなくなりつつあることを示す数字と言えます。

Q.イーサリアムをガチホしたらどうなる?

A.イーサリアムも長期的には大きく成長してきましたが、ビットコインより値動きが大きくなりやすいため、ガチホをする際には注意が必要です。
イーサリアムは、2021年の最高値(約54万円)を2025年8月に約75万円へと更新した一方、2026年9月時点では約38万円と、高値からおよそ半分の水準で推移しています。
ビットコインと同じく、ガチホするなら余剰資金の範囲で、暴落を想定して臨む必要があります。
なお、イーサリアムもレンディングの対象になっている事業者が多く、保有中に枚数を増やす選択肢はビットコインと同様に使えます。

Q.暗号資産のガチホにおすすめの銘柄は?

A.長期保有では、時価総額が大きく、運用の歴史が長いビットコインやイーサリアムなどの銘柄が選ばれやすい傾向があります。
時価総額が小さい銘柄は、大きく値上がりする可能性がある一方で、値下がりや取引量の減少、プロジェクト自体の停滞といったリスクも、ビットコインやイーサリアムのような大型銘柄より大きくなります。
初心者がガチホの練習をはじめる場合、情報量が多く歴史の長いビットコインを少額から経験すると、リスクを抑えながら値動きに慣れられます。
最終的にどの銘柄を選ぶかは、それぞれのリスクを理解したうえで判断してください。

ビットコインのガチホ(長期保有)は正しい理解を持って少額からはじめよう

ビットコインのガチホ(長期保有)は正しい理解を持って少額からはじめよう

本記事では、ビットコインのガチホの意味とメリット・デメリット・具体的なやり方を解説しました。

本記事の要点は、次の5つです。

  • ガチホとは、価格の上下にかかわらず売らずに長期保有を続ける投資スタイル
  • メリットは、専門知識不要・低コスト・売却まで課税されない・メンタルの負担が軽い・レンディングで複利も狙えるの5つ
  • デメリットは、暴落時の含み損(過去に70%超の下落が3回)・利益確定チャンスの見送り・保管リスク・売却時の税金(雑所得で最大約55%)の4つ
  • 向いているのは、時間をかけられないコツコツ型の人
  • やり方は、金融庁登録済みの取引所で口座開設→売却の目安を先に決める→余剰資金で少額購入→積立設定、の4ステップ

ガチホに必要なのは、特別な知識やセンスではありません。

正しい知識と最初の決めごとを整えたうえで、少額からはじめましょう。

そして、数年単位で売らないと決めたビットコインは、ただ保管しておくだけでなく、レンディングで動かしながら持つという選択肢もあります。

私たちPBR LENDINGでは、ビットコインを年利率10%〜12%(キャンペーン期間中は12.5%)でお預かりするレンディングサービスを提供しています。

なお、増えるのはビットコインの枚数であり、円換算した価値は価格変動の影響を受けます。

また、レンディングには貸出中は原則として途中売却ができない点や、貸出先の事業者が破綻した場合に資産が戻らないおそれ(貸倒れリスク)があるため、内容を理解したうえで判断してください。

以下の記事では、PBR LENDINGについて紹介しているので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

PBR LENDING編集部

執筆者

PBR LENDING編集部

Portobello Road株式会社

PBR LENDING編集部は、国内最高水準の年利10~12%を誇る暗号資産レンディングサービス「PBR LENDING」を運営するチームです。高い専門性を活かし、暗号資産レンディングサービスの基礎知識や暗号資産に関する最新情報を発信しています。

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