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仮想通貨(暗号資産)ステーキングの仕組みとは?レンディングとの違いを5つの項目から徹底解説
暗号資産の入門書
公開日:2026年7月10日
最終更新日:2026年7月10日
仮想通貨(暗号資産)ステーキングは、保有している仮想通貨を取引所に預けてブロックチェーンの生成やネットワーク維持に貢献することで、取引所から報酬が付与される仕組みです。
仮想通貨を長期保有している方におすすめですが、その仕組みや似ているサービスのレンディングとの違いを理解しないまま利用すると、自分に合わない方法を選んでしまい後悔につながってしまいます。
本記事では、仮想通貨ステーキングの仕組みやレンディングとの違いを5つの項目から徹底解説しています。
記事を読むことで、ステーキングの仕組みやレンディングとの違いや自分に合った方法を確認でき、保有している仮想通貨を増やす手助けになります。
以下の記事では、仮想通貨の基本的な情報や代表的な銘柄、買うまでのステップなどを解説しています。
仮想通貨(暗号資産)の基本情報や代表的な銘柄を解説した記事はこちら
目次
※資金決済法改正に伴い、仮想通貨の正式名称は「暗号資産」に変更されました。
※当ブログでは、はじめての方でもわかりやすいよう、記事内での表記を「仮想通貨」に統一しています。
仮想通貨ステーキングの仕組みとは?報酬が付与される理由も解説
仮想通貨ステーキングの仕組みや報酬が付与される理由について解説していきます。
仮想通貨ステーキングの仕組みや報酬が付与される理由を既にご存知の方は、以下のリンクからレンディングとの違いを確認してみてください。
仮想通貨ステーキングの仕組み
仮想通貨ステーキングとは、主に取引所が提供しており、保有している仮想通貨を預けてブロックチェーンの生成やネットワーク維持、セキュリティに貢献することで、報酬が付与される仕組みです。

ステーキングにおけるネットワークの維持やセキュリティとは、預けられた仮想通貨が、選ばれた参加者により取引データの検証・承認に利用され、ブロックチェーンの安全性や信頼性を維持することを指しています。
仮想通貨ステーキングは、PoS(Proof of Stake)というコンセンサスアルゴリズムを採用しているブロックチェーンでのみ利用できます。
コンセンサスアルゴリズムとは、ブロックチェーンネットワークの参加者(バリデーター)が、取引データが正しいものなのかを検証・承認するためのルールです。
ブロックチェーンは、中央管理者が存在しない分散型のネットワークなので、取引の正当性を判断するための共通のルールが必要になります。
PoSは、仮想通貨の保有数量やステーキング量に応じて、選出された取引データの検証や承認を行う参加者(バリデーター)が、送金データや取引内容を検証・承認し、新たなブロックを生成するコンセンサスアルゴリズムの一つです。
例えば、ステーキング利用者が仮想通貨を送金すると、バリデーターが、取引データが正しいかを検証・確認します。
バリデーターが検証・確認している主な項目は、以下のとおりです。
- 送金元の残高が十分にあるか
- 二重送金が行われていないか
- 電子署名が正しいか
- 取引データが改ざんされていないか
- ネットワークのルールに違反していないか
ステーキングは、取引の検証や承認を繰り返し行うことで、不正な取引やデータの改ざんを防ぎ、ブロックチェーンの安全性や信頼性を維持しています。
このように、ステーキングはブロックチェーンの安定した運営を支える重要な役割を担っています。
ネットワークの維持やセキュリティに貢献することで、ステーキング参加者には報酬として仮想通貨が付与されます。
ステーキングで報酬が付与される理由
ステーキングで報酬が付与される理由は、ブロックチェーンのネットワーク維持やセキュリティの向上に貢献しているためです。
ブロックチェーンでは、世界中で行われる送金や取引データを安全かつ正確に記録し続ける必要があるため、バリデーターが取引内容を検証・承認し不正な取引やデータの改ざんを防いでいます。

ブロックチェーンの維持において重要な役割を担うバリデーターに対し、ネットワークからステーキング報酬が付与されます。
多くの利用者は、取引所のステーキングサービスを利用するため、自身が取引データの検証や承認を行うバリデーターになるわけではありません。
取引所や提携するバリデーターが、利用者から貸し出された仮想通貨をまとめてステーキングし、ネットワークから付与される報酬から所定の手数料を差し引いたうえで、利用者に分配する仕組みです。
ステーキング報酬の原資は、新たに発行される仮想通貨や利用者が支払う取引手数料です。
なお、ステーキングで利用できるのは、PoSなどを採用している仮想通貨に限られ、すべての仮想通貨でステーキングができるわけではありません。
ステーキング報酬は、自ら取引データの検証や承認、専門的な知識や設備がなくても得られますが、年利率・手数料・対応している仮想通貨は取引所によって異なるので、事前に確認してから利用しましょう。
ステーキングサービスを提供している取引所一覧
| 取引所名 | 年利率(参考利率) | 手数料 | 仮想通貨銘柄数 |
|---|---|---|---|
| BITPOINT | ETH:2.65% SOL:7.46% DOT:4.87% | 報酬の25% | 9銘柄 |
| SBI VCトレード | ETH:2.6% SOL:7.4% TON:11.5% | 報酬の25% | 17銘柄 |
| CoinTrade | ETH:2.3% ATOM:13.5% BNB:0.53% | 非公開 | 15銘柄 |
| GMOコイン | ETH:2.66% SOL:5.47% ASTR:6.49% | 変動制(最大28%) | 7銘柄 |
| Coin check | ETH:最大2.7% | 報酬の30% | 1銘柄 |
※年利率は市場状況により変動する可能性があります。
仮想通貨ステーキングとレンディングの違いを5つの項目から徹底解説
仮想通貨ステーキングとレンディングは、どちらも保有している仮想通貨を活用することで報酬や利息が付与されるという点では共通しています。
しかし、利益が得られる仕組みや年利率など、違いが多数あります。
仮想通貨ステーキングとレンディングの違いを、以下の5つの観点から解説します。
それぞれの違いを理解し、自分にあった方法で保有する仮想通貨を増やしましょう。
以下の記事では、仮想通貨レンディングの仕組みや専門業者の年利率を比較しています。
暗号資産(仮想通貨)レンディングとは?仕組みや専門業者の年利率を徹底比較
ステーキングとレンディングの仕組みの違い

仮想通貨ステーキングとレンディングでは、収益が発生する仕組みが異なります。
ステーキングは、保有している仮想通貨を預けてブロックチェーンの生成やネットワーク維持、セキュリティに貢献することで、報酬が付与される仕組みです。
一方、レンディングは、保有している仮想通貨をレンディング事業者に貸し出し、この専門事業者が国内外のクリプトファンドや様々な事業に出資し収益を上げ、仮想通貨を増やしそこから利用者に利息を付与する仕組みです。
ステーキングとレンディングの違いを理解するうえで重要なのが、PoSとPoW(Proof of Work)というコンセンサスアルゴリズムの違いです。

PoSは、保有している仮想通貨やステーキングしている数量をもとに、トランザクションを検証・承認するバリデーターを選出し、送金データや取引内容を検証し、新しいブロックを生成する役割を担うことでネットワークから報酬が付与される仕組みです。
PoSでは、仮想通貨を預けることがネットワーク参加につながるため、バリデーターではない利用者でもステーキングを通じて報酬が付与されます。
一方、PoWは高性能なコンピューターを使って膨大な計算処理を行い、最初に計算問題を解いた人(マイナー)が新しいブロックを生成する仕組みを指します。
PoWではマイナーが報酬を受け取れる仕組みのため、ビットコイン(BTC)などの仮想通貨を保有しているだけでは報酬を得ることができません。
PoWでは、計算処理を行うことがネットワーク参加条件であるため、報酬を得るにはこの計算問題を解くマイニングという作業を行う必要があります。
このように、ネットワークへの参加方法が異なるので、ステーキングはPoSなど採用しているブロックチェーンでのみ利用できる仕組みになっています。
レンディングは、ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムに左右されず、専門事業者に仮想通貨を貸し出すことで利息が付与されるサービスである点が明確な違いです。
ステーキングとレンディングの年利率の違い

年利率の違いとして、一般的にステーキングは変動制・レンディングは固定制を採用しています。
ステーキングの年利が変動する理由の一つは、ステーキングへ参加する利用者数や、ネットワーク全体でステーキングされている仮想通貨の総量が変化することによって得られる報酬が変動するためです。
ブロックチェーンでは、新たに発行される仮想通貨や取引手数料の一部がステーキング報酬として配分されます。
しかし、ネットワークから付与される報酬には一定の上限や発行ルールがあるため、参加者が増えても報酬の総額が増えるわけではありません。
例えば、同じ仮想通貨でもステーキング参加者が増えると、ネットワークから付与される一定の報酬を増えた参加者で分け合うことになるので、一人あたりが受け取れる報酬は少なくなる傾向があります。

他にもステーキングの年利率は、以下の要因によって変動します。
- ステーキング参加者数
- ネットワーク全体の取引量
- 取引手数料の総額
- 新規発行される仮想通貨の数量
- ブロックチェーンのアップデートや仕様変更
ステーキングサービスを提供している取引所が公式サイトに記載している年利率は、参考値や見込み数値のため注意が必要です。
レンディングの場合、専門事業者が提供する各プランによって年利率が事前に契約で決められているため、貸出期間中は仮想通貨の価格が大きく変動しても、固定された年利率に従って利息が付与されます。
また、ステーキングはブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズムに基づいて報酬が決められるため、一般的にレンディングより年利率が低くなる傾向があります。
レンディングは、専門事業者が貸し出された仮想通貨を国内外のファンドや事業に出資して大きな収益を目指すため、8%~12%の高い年利率が設定されていることが多いです。
レンディングサービスの中で年利率の安定性や高さを重視する場合は、専門事業者ごとの年利だけでなく運営実績などを比較したうえで、自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。
ステーキングとレンディングの手数料の違い

手数料の違いとして、ステーキングでは報酬の一部から手数料が差し引かれますが、レンディングは専門事業者やサービスの設計によって無料(手数料なし)で利用できることが一般的です。
ステーキングで手数料が差し引かれる理由は、仮想通貨取引所や提携するバリデーターが、利用者に代わってステーキングを行っているためです。
本来バリデーターを運営するには、主に以下のような作業が必要です。
- バリデーターの構築・設計
- ノード24時間365日の運営
- サーバーの監視・保守
- ブロックチェーンのアップデート対応
- スラッシングを防ぐための運用・管理
専門的な知識や設備がない場合は、自分で行うのは難しいため、仮想通貨取引所や提携するバリデーターが利用者に代わってステーキングを行い、その報酬として一部を手数料として差し引いています。
ステーキング手数料は、主にバリデーターの運営費やサーバーの維持・管理費、システムの保守・運用費、セキュリティ対策、利用者への報酬分配など、ステーキングサービスを継続して提供するためのコストに充てられます。
多くの仮想通貨取引所では、ステーキング報酬の25%~30%程度を手数料として設定しているケースが見られます。
仮にネットワークから年利率10%のステーキング報酬が付与され、仮想通貨取引所の手数料が30%だった場合、利用者が実際に受け取れる利率は、以下の通りです。

取引所の公式サイトに表示されている想定年利率ではなく、実際に手元へ届く報酬額・報酬割合を確認することが大切です。
一方、レンディングでは、専門事業者が利用者から貸し出された仮想通貨を活用して収益を上げる仕組みを採用しているため、利用者から別途手数料を徴収しません。
そのため、利用者は貸出時点の年利率に基づく利息がそのまま付与されます。
手数料は見落とされがちですが、実際に手元へ残る仮想通貨の枚数を大きく左右する重要なポイントです。
仮想通貨を効率よく増やしたい方は、表示されている年利率だけでなく、手数料も確認したうえで自分に合ったサービスを選ぶことが重要です。
ステーキングとレンディングの安全性の違い

安全性の違いとして、ステーキングで預けた仮想通貨は分別管理の対象となりますが、レンディングで貸し出した仮想通貨は分別管理の対象外です。
分別管理とは、利用者から預かった仮想通貨と、事業者が保有する仮想通貨を完全に分けて管理する仕組みです。
国内の仮想通貨交換業者(取引所)は、顧客の資産と自社の資産を区別して管理することが法律で義務付けられています。
仮想通貨取引所の経営悪化や破綻などが発生した場合でも、利用者の資産を保護することを目的としているためです。
ステーキングで預けた仮想通貨が分別管理の対象となる理由は、利用者が仮想通貨を事業者へ貸し出しているわけではなく、あくまで利用者の資産として管理されるためです。
国内の仮想通貨交換業者(取引所)が提供する一般的なステーキングサービスでは、利用者が預けた仮想通貨は、取引の承認やネットワーク維持に活用されますが、資産の所有権は利用者にあるため分別管理の対象になります。
また、日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)が公表した暗号資産ステーキングビジネスに関するベストプラクティスでも、ステーキングサービスにおける利用者保護やリスク管理、情報開示の重要性が示されています。
一方で、レンディングサービスでは、利用者は利息を受け取ることを目的として仮想通貨を専門事業者へ貸し出します。
レンディングサービスの仕組みは、仮想通貨の交換業における顧客資産の預かりとは異なるため、原則として分別管理の対象外です。
分別管理の対象外の場合、仮にレンディング事業者が事業に失敗した際には、貸出仮想通貨の返還が遅れたり、一部又は全部が返還されないという事態が考えられます。
ただし、分別管理の対象外であることだけで安全性が低いとは判断できません。
実際には、顧客への返還用仮想通貨を別途積み立てていたり、一部分別管理を導入していたりなど、レンディング事業者は破綻することがないよう様々な工夫をこらしています。
レンディングサービスを検討する際は、運営会社の事業概況レポート等を確認し、どのような事業で資産を増やしているのか、事業や運営体制の透明性などを総合的に確認することが重要です。
ステーキングとレンディングとで利用できる仮想通貨の違い

利用できる仮想通貨の違いとして、ステーキングはPoSなどステーキングに対応したコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨に限られます。
一方のレンディングは専門事業者によって対応銘柄は異なりますが、PoWを採用している仮想通貨も利用できます。
PoSを採用している仮想通貨は、以下の銘柄があげられます。
- イーサリアム(ETH)
- ソラナ(SOL)
- エイダコイン(ADA)
- ポルカドット(DOT)
- アバランチ(AVAX)
- コスモス(ATOM)
ビットコイン(BTC)のようにPoWを採用している仮想通貨は、ステーキングに対応していないため、レンディングを選択せざるを得ません。
PoWを採用しているため、ステーキングが利用できない代表的な仮想通貨は以下の通りです。
- ビットコイン(BTC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ドージコイン(DOGE)
- モネロ(XMR)
- ジーキャッシュ(ZEC)
- カスパ(KAS)
利用できる仮想通貨の選択肢は、ステーキングよりもレンディングの方が多い傾向があります。
ビットコイン(BTC)など、ステーキングに対応していない仮想通貨を長期保有している方は、レンディングサービスを利用することで、利息分だけ保有数量を増やすことができます。
仮想通貨ステーキングのメリットをチェック!
仮想通貨ステーキングを利用するメリットとしては、以下の項目があげられます。
仮想通貨ステーキングのメリットを確認することは、レンディングとの違いを意識しながら自分に最適なサービスを選ぶ判断材料になります。
保有している仮想通貨を取引所に預けるだけではじめられる
仮想通貨ステーキングのメリットは、保有している仮想通貨を取引所へ預けるだけで気軽にはじめられることです。
自身のウォレットでブロックチェーンに直接参加して報酬を受け取るセルフステーキングを行う場合は、自分自身でバリデーターを構築・運営するための専門知識や24時間365日ノードを稼働させるためのサーバー環境が必要になります。
また、イーサリアム(ETH)では、セルフステーキングを行う場合には32ETH以上が必要です。
この数量は、セキュリティ・分散性・ネットワーク性能のバランスを考慮して設定されています。

仮想通貨の知識やノード運用の経験がない方にとって、セルフステーキングは非常にハードルが高いです。
一方で、仮想通貨取引所のステーキングサービスでは、専門的な作業を取引所や提携するバリデーターが代行します。
利用者は、保有しているステーキングに対応した仮想通貨を取引所に預けるだけでネットワークへの参加に応じた報酬を受け取ることができます。
セルフステーキングと仮想通貨取引所で行うステーキングの違いは、以下の通りです。
| 項目 | セルフステーキング | 取引所ステーキング |
|---|---|---|
| バリデーターの運営 | 必要 | 不要 |
| ノードの構築 | 必要 | 不要 |
| サーバーの管理・監視 | 必要 | 不要 |
| ソフトウェアのアップデート | 必要 | 不要 |
| スラッシング対策 | 必要 | 不要(取引所が対応) |
| 最低ステーク量 | ブロックチェーンごとに条件あり | 少額から利用できるサービスが多い |
仮想通貨取引所のステーキングは、はじめてサービスを利用する初心者の方でも比較的簡単にはじめられることが大きなメリットです。
しかし、対応している仮想通貨や最低申込数量、ロック期間、手数料などは各取引所によって異なるので、事前に公式サイトでサービス内容を確認したうえで利用しましょう。
分別管理の対象で仮想通貨が保護されている
仮想通貨ステーキングのメリットは、国内の仮想通貨交換業者(取引所)が提供する一般的なステーキングサービスでは預けた仮想通貨が分別管理の対象になることです。
分別管理されることで、仮想通貨を預けた取引所が経営悪化や破綻に瀕した場合でも、利用者の仮想通貨は適切に保護されることになります。
分別管理の対象になるということは、自分が預けた仮想通貨と取引所が保有する仮想通貨が区別して管理されるため、仮に取引所に事故があっても、預託した仮想通貨は無事ということになるはずであり、安心してステーキングサービスを利用しやすい点がメリットといえます。
ただし、分別管理の対象というだけで安全性が完全に保証されるわけではありません。
仮想通貨取引所が適切なセキュリティ対策を行っているか、運営実績が十分にあるかなども安全性を判断する重要なポイントです。
安全性を判断する際は、分別管理の有無だけでなくコールドウォレットによる管理、二段階認証への対応、取引所の事故歴の有無なども総合的に確認してから、ステーキングを開始しましょう。
仮想通貨ステーキングを利用する前に知っておきたいリスクや注意点を紹介
仮想通貨ステーキングのリスクや注意点は、以下の項目があげられます。
リスクや注意点を確認することで、自分のスタイルに合っているのかを判断できます。
ビットコイン(BTC)はステーキングの対象外
ビットコイン(BTC)はステーキング対象外のため、利用することができません。
ビットコイン(BTC)は、PoWというコンセンサスアルゴリズムを採用しており、高性能なコンピューターを駆使して膨大な計算処理を行うマイニングによって、取引データの検証・承認が行われます。
仮想通貨を保有・預けることでブロックチェーンのネットワーク維持や取引の検証・承認に貢献することで報酬が受け取れるPoSとは仕組みが異なります。
| 項目 | ビットコイン(BTC) | イーサリアム(ETH) |
|---|---|---|
| コンセンサスアルゴリズム | PoW(Proof of Work) | PoS(Proof of Stake) |
| ネットワーク参加方法 | マイニング | ステーキング |
| 報酬を受け取れる方法 | 計算処理を行う | 仮想通貨をステーキングする |
| 一般的なステーキング | ✕ | 〇 |
そのため、ビットコイン(BTC)やPoWのコンセンサスアルゴリズムを採用している仮想通貨では、ステーキングは利用できません。
レンディングサービスでは、すべての専門事業者がビットコイン(BTC)を取り扱っているため、保有しているビットコイン(BTC)を売却することなく、利息が付与されます。
ビットコイン(BTC)を長期保有しており、売却することなく保有数量を増やしたい方は、レンディングサービスがおすすめです。
レンディングサービスは、各事業者によって年利率やロック期間、安全性が異なるので比較したうえで選ぶことが重要です。
スラッシングリスクがある
仮想通貨ステーキングには、スラッシングによってステーキングしている仮想通貨の一部がペナルティとして没収されるリスクがあります。
スラッシングとは、PoSを採用するブロックチェーンにおいて、バリデーターがネットワークのルールに違反した場合や適切な運用を行えなかった場合に、ステーキングしている仮想通貨の一部がペナルティとして没収される仕組みです。
スラッシングが発生する主な原因としては、以下のケースが考えられます。
- 同じブロックに対して二重証明を行った場合
- 不正な取引を承認しようとしたとき
- 不正な取引を承認しようとしたとき
- 長時間ノードが停止し、正常に取引の検証・承認を行えなかった場合
- ブロックチェーンのルールに違反する行為を行った場合
スラッシングが設けられている目的は、バリデーターによる不正行為や運用ミスを防ぎ、ブロックチェーンの安全性や信頼性を維持するためです。
もしペナルティがなければ、不正な取引を承認したり、ノード運用を怠ったりするバリデーターが増えてしまい、ブロックチェーン全体の信頼性が損なわれる恐れがあります。
経済的なペナルティを定めることで、バリデーターがネットワークのルールに従って適切に運営するように設計されています。
スラッシングによるペナルティの大きさは、利用するブロックチェーンや違反内容によって異なります。
軽微な運用ミスではペナルティが小さい場合がありますが、二重署名や集団での不正行為などブロックチェーン全体の信頼性を損なう重大なルール違反では、より大きなペナルティが科されることがあるので注意が必要です。
しかし、仮想通貨取引所のステーキングサービスでは、取引所やバリデーターが取引の検証や承認を行うため、利用者自身が直接ルール違反を起こしてスラッシングを受けることは基本的にはありません。
過度に心配する必要はありませんが、取引所や提携しているバリデーターにスラッシングが発生した場合は、ステーキング報酬の減少など影響が及ぶ可能性があります。
ステーキングサービスを利用する際は、スラッシングが発生した場合の補償内容や対応方針を事前に確認することが重要です。
ステーキングの年利率は変動する
ステーキングの年利率は変動するため、想定していたより受け取れる報酬が少なくなる可能性があります。
年利率が変動する理由は、ステーキングに参加する利用者数やネットワーク全体での仮想通貨の総量が変化するためです。
ネットワークから配分されるステーキング報酬には一定の発行ルールがあるため、ステーキングへ参加する利用者が増えても、報酬の総額が増えるわけではありません。
実際にイーサリアム(ETH)では、ネットワーク全体でステーキングされる総量が増えると、一人あたりが受け取れる報酬は低下するように設定されています。
同じ数量のイーサリアム(ETH)をステーキングしていても、ネットワークの状況によって年利率が変動することがあります。
そのため、仮想通貨取引所が公開している年利率は、保証されているものではなく参考値として考えることが大切です。
安定した年利率で仮想通貨を増やしたい方は、年利率が固定されているレンディングも選択肢の一つとして検討してください。
ロック期間中は仮想通貨を売却・送金できない場合がある
ステーキングではロック期間があり、利用する仮想通貨や取引所によっては、一定期間、仮想通貨を売却・送金できない場合があります。
ロック期間とは、ステーキングした仮想通貨を一定期間売却・送金・引き出しできない期間のことです。
ブロックチェーンの安全性や安定性を維持するため、多くのPoSブロックチェーンで採用されています。
また、ステーキングには解除した後もすぐに仮想通貨を利用できるまでの待機期間(アンボンディング期間)が設定されているブロックチェーンも存在します。
ロック期間やアンボンディング期間中は、仮想通貨の価値が大きく下落した場合や急に資金が必要になった場合でも、売却や送金が制限されるケースもあるため注意が必要です。
ロック期間やアンボンディング期間の有無・長さはブロックチェーンや仮想通貨取引所のサービス内容によって異なります。
仮想通貨を長期保有する予定がある方にとっては大きな問題にはなりにくいですが、短期間で売却する可能性がある方は、ロック期間やアンボンディング期間を事前に確認してから利用することが重要です。
なお、国内の仮想通貨取引所では、ロック期間を設けずに利用できるステーキングサービスもあります。
ただし、ブロックチェーンによってはアンボンディング期間が適用される場合もあるため、利用前に公式サイトを必ずチェックしましょう。
仮想通貨ステーキングが向いている人と向いてない人の特徴を解説
仮想通貨ステーキングが向いている人の特徴として、イーサリアム(ETH)などPoSを採用している仮想通貨を長期保有している人があげられます。
一方で、ビットコイン(BTC)を長期保有している方や安定した年利率で仮想通貨の保有枚数を増やしたい方は、ステーキングには向いていません。
こちらでは、仮想通貨ステーキングが向いている人と向いていない人の特徴を詳細に解説しています。
仮想通貨ステーキングが向いている人
仮想通貨ステーキングは、PoSを採用している仮想通貨を長期保有し、保有数量を増やしたい方に向いています。
具体的には、以下のような特徴がある方におすすめです。
- イーサリアム(ETH)などPoSを採用している仮想通貨を長期保有している方
- 分別管理の対象となるステーキングサービスを利用したい方
- 専門的な知識がなくても仮想通貨を増やしたい方
ステーキングは、仮想通貨を保有しているだけでは得られないステーキング報酬があるため、仮想通貨を長期間売却する予定がない方におすすめです。
例えば、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)を長期間保有するだけでは、仮想通貨が眠った状態になってしまうため、ステーキングによって得られる報酬を逃してしまいます。
ステーキングを利用することで、機会損失を減らしながら保有数量を増やせます。
国内の仮想通貨取引所が提供する一般的なステーキングサービスでは、預けた仮想通貨が分別管理の対象となるため、安全性を重視する方におすすめです。
また、仮想通貨取引所がバリデーターの運営やノード管理を行うため、専門的な知識や設備がなくてもステーキング報酬を受け取れます。
イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)を売却することなく増やしたい方は、ステーキングサービスを利用することで、保有しているだけでは得られない報酬を受け取りながら、効率よく保有数量を増やせます。
仮想通貨ステーキングが向いていない人
仮想通貨ステーキングは、以下のような特徴がある方には向いていません。
- ビットコイン(BTC)を長期保有している方
- 固定された年利率で枚数を増やしたい方
- 高い年利率を重視している方
ビットコイン(BTC)などPoWを採用している仮想通貨は、ブロックチェーンの仕組み上ステーキングには対応していません。
また、ステーキングの年利率は変動するため、仮想通貨取引所が公開している参考年利率どおりの報酬を継続して受け取れるわけではありません。
ビットコイン(BTC)を長期保有している方や、固定された高い年利率で仮想通貨を増やしたい方は、レンディングサービスを利用することで、仮想通貨を売却することなく保有数量を増やすことができます。
仮想通貨ステーキングに関するよくある質問
仮想通貨ステーキングに関するよくある質問をまとめています。
ステーキングで得た税金や報酬の受け取り方などをまとめているので、参考にしてみてください。
Q.仮想通貨ステーキングは儲かりますか?
A.仮想通貨ステーキングは、長期的に保有している仮想通貨を取引所に預けることで報酬が受け取れる可能性がありますが、必ず儲かるわけではありません。
ステーキングの年利率は、ステーキングへ参加する利用者数や、ネットワーク全体でステーキングされている仮想通貨の総量によって変動するため、高い年利率でステーキングできることが確約されているわけではありません。
ステーキングは、仮想通貨を長期的に預けることを前提として利用することが重要です。
Q.ステーキングで得た報酬は税金がかかりますか?
A.ステーキングで得た報酬は、原則として税金がかかります。
雑所得として総合課税の対象になるため、会社での給料や副収入などと合算されます。
Q.ステーキングで得た報酬は、確定申告が必要ですか?
A.ステーキングで得た報酬は、利益が一定の金額を超える場合、原則として確定申告が必要です。
会社員など給与所得者は、ステーキング報酬を含めた雑所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。
Q.ステーキング報酬の受け取り方は?
A.ステーキング報酬は、利用している仮想通貨取引所の口座やウォレットに自動的に付与されるため、手続きを行う必要はなく受け取れるのが一般的です。
報酬を付与するタイミングや最低保有数量は仮想通貨取引所によって異なるため、利用前にサービスの条件を確認しておきましょう。
Q.リキッドステーキングとは何ですか?
A.リキッドステーキングとは、仮想通貨をステーキングして報酬を受け取りながら、預けた仮想通貨を売買やDeFi(分散型金融)などで利用できるようにする仕組みです。
通常のステーキングでは、ロック期間やアンボンディング期間中は仮想通貨を自由に売却・送金できない場合があります。
リキッドステーキングの場合は、ステーキングした仮想通貨の代わりにリキッドステーキングトークン(LST)が発行されるため、そのトークンを利用して売買やDeFiサービスを利用できます。
ただし、リキッドステーキングには通常のステーキングにはないリスクもあるので、仕組みやリスクを十分に理解したうえで利用することが重要です。
仮想通貨ステーキングはデメリットを理解したうえで検討しよう
本記事では、仮想通貨ステーキングの仕組みやレンディングとの違いを中心に解説しました。
国内の仮想通貨取引所が提供する一般的なステーキングサービスでは、預けた仮想通貨が分別管理の対象となるため、安全性が高い一方で、年利率が常に変動しているため想定よりも報酬が少ないなどのデメリットも存在します。
仮想通貨ステーキングを利用する際は、メリットだけでなくデメリットも理解した上で検討するようにしましょう。
現在、ビットコイン(BTC)を保有しており、固定された年利率で仮想通貨を増やしたい方は、レンディングサービスがおすすめです。
PBR LENDINGでは、年利率10%~12%という高い利率でレンディングサービスを提供しています。
年利率の高さだけでなく、安全性を保つためにお客様から貸し出された仮想通貨をオフラインのコールドウォレットで管理しており、送信時は複数人チェック体制で内部不正を防止するような仕組みを徹底しています。
PBR LENDINGについては、以下のページで解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
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